雑記

DIE WITH ZERO|タイムバケットを作って後悔ない人生をデザインする

die with zero
*当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

人生で一番大切な仕事は、思い出を作ること。
老後の備えは必要だが、老後で何より価値が高まるのは思い出。(お金ではない)

上記は、最近読んだDIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)から学んだことです。

自分は比較的、節約志向が強いかなと思っていたので、本を読みながら衝撃を受けました。

タイトルどおりに資産を使い切ってゼロで死ぬことを目指すわけではありませんが、

(というか、いつ死ぬかわらかないからそれは無理)

今後の人生をより良く、より自分らしく生きるための指南書になりそうです。

Nむら

電車キャンプ歴5年のNむらが、DIE WITH ZEROに激しく共感して書評を書きました。今しかできない×やりたいことを再考することで、あらためてキャンプって最高だなと実感しましたよ。

ハリねず

老後のために節約・・・もわかるけど、今も楽しみたいですね

こんな方にお勧めの記事です】
・キャンプや旅行に行きたいけど、日々忙しくて行けていない
・節約のために旅行を我慢している
・仕事や育児に忙殺されて、最近楽しいことをした記憶がない

【この記事でわかること】
・タイムバケットを作るとやりたいことの賞味期限を意識する
・未来も大事だけど今も大事、今を犠牲にし過ぎない
・キャンプはコスパ最強の思い出作り

今回紹介する本はこちらです↓

DIE WITH ZEROから学ぶ重要ポイント3選

アリとキリギリス

本書の主張を簡潔にまとめると、

喜びの先送りはやめる
アリとキリギリスの寓話において、目指すは中間。つまり今と未来のバランスをとること

経験には賞味期限がある
どんな経験にも必ずできなくなる時期が来る。逃さないように今から行動を始めよう

人生で一番大切な仕事は思い出を作ること
老後で価値が高まるのは思い出。今からもっと積極的に思い出作りに取り組もう

という感じです。

勿論その他にも有益なメッセージは多々ありますが、今回はこの3点について深掘りしてお伝えします。

喜びの先送りをやめる

残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。人生が無限に続くかのような気持ちで。

DIE WITH ZERO

本の冒頭には、ある家族の不幸な出来事からの教訓を載せています。

死が実際に近づくまでは、人生に終わりがあることを意識せずに、先の未来ばかり重視してしまいがちです。

でも、実際には誰にでも・何にでも終わりがあるということを意識することの大切さを学びました。

Nむら

本の最初からグサッと来ましたよ(笑)死って普段意識しないですし。。

私の一番の願いは、(中略)、明確な目的と意図を持って人生について考えるようになることだ。明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない。そんな生き方をしてほしい。

キリギリスはもう少し節約すべきだし、アリはもう少し今を楽しむべきなのだ。

DIE WITH ZERO

保険会社の巧妙なマーケティングの影響なのか、老後2000万円問題のインパクトなのか。

漠然とした不安から、焦りが先行して「貯金」が崇拝され過ぎていたのかもしれません。

「いつ死ぬか?いくら必要か?」には正解はないので、自らの価値観や家計状況をもとに自分で考えなければならない内容ですね。

ハリねず

お金は大切だからと節約ばかりしていたけど、自分で計画を立てることが重要なんだね。

なお、本書でも自分の推定死亡日を知ることは有益ということで、アプリの紹介がありましたが、Webでさくっと知ることもできます。

こちらのサイトでは、登録不要で20問の簡単な質問(生活習慣など)に答えるだけで、推定死亡日を教えてくれます。

興味あれば是非やってみてください。

Nむら

自分はあと38年と少しということで、、リアルな数値でした。折り返し過ぎちゃってます。

経験には賞味期限がある

かけがえのない機会が次第になくなっていく、という事実を意識しながら経験と金のトレードオフについて考える。

金は稼いでいても、一緒に時間を過ごせず、経験も共有できないのなら、それはむしろ子どもに大切なものを与えているのではなく、奪っていることになる。

DIE WITH ZERO

今は仕事が忙しく、子どもとの時間が取れていないお父さんには結構刺さる言葉ではないでしょうか?

お父さん

家族のために頑張ってきたのに、、、大切なものを奪っていたなんて。。

最近は残業削減の動きやリモートワークなども多いので、状況は改善されつつあります。

でも、空いた時間をどう使うのが自分や家族にとってベストなのか、今一度考えるきっかけになる言葉ですね。

残念なことに、私たちは何かをできなくなるときの正確な日付を事前に知ることはできない。大切なものは、知らないうちにゆっくりと遠ざかっていく。

どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる。

DIE WITH ZERO

何事にも突然終わり時期がきます。

たわいもない事であればいいのですが、

いつかやりたいと思っていた重要なこと

習慣だからとないがしろにしていた実は幸せなこと(子どもと一緒に公園行く、本を一緒に読むなど)

などの終わりが来ると悲しいですよね。

子育て家庭にとっては、この終わりの時期に頻繁に遭遇しますが、是非一つ一つの体験を味わいたいですね。

コアラ

戦隊ヒーローのおもちゃ、あんなに欲しがったから買ったのに、、もう別のがいいの?映画のチケットも買ったのに、、行かないの??

Nむら

成長だと思って割り切るしかないですね(苦笑)

人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる

DIE WITH ZERO

夏休みの宿題、仕事の締切しかり、期日がある=終わりを意識するから行動ができます

この本で紹介されているタイムバケットは、本当に有益なツールだと思います。

Nむら

タイムバケットは本書の重要テーマなので、具体例を交えて後述します。

なお、以前に家族旅行の賞味期限という記事を書いているので、興味あれば是非こちらも見てください。

人生で一番大切な仕事は思い出を作ること

人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出作りです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」

もちろん、老後の備えは必要だ。だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。

DIE WITH ZERO

この本の中でもっとも心に残ったことはこちらです。

本書の事例を通して自分の最後の時間を想像してみると、病院のベッドで寝ながら自分の人生を振り返るシーンが思い浮かびます。

あの時に行ったあの旅行は楽しかった

あの時に勇気を出してあの行動をしていて良かった

もっとこんなことをやれば良かった

みたいな感じです。

貯金やモノに対して思うことはなさそうなので、思い出が重要という主張はスッと腹落ちしました。

ハリねず

稼いだお金を無駄に貯めたり、ストレス発散で散財したりするのは、いい思い出にはならなそうだね。

金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。

DIE WITH ZERO

旧知の友人と会って飲みながら話したりすると、当時行ったイベントや旅行などで盛り上がることってないですか?

これがまさに記憶の配当なんですね。

若いうちに体験したことは、その後いつまでも思い出し、楽しむことができます

その喜びを享受するためにも、若いうちから興味あることを実際に体験することが重要だと感じます。

そして、その際に写真や動画などで思い出を残しておくと、より鮮明にいつまでも思い出すことができます。

Nむら

我が家でも良質な思い出作りに注力しています。キャンプの写真や動画の振り返りは最高です。

注意点:都合よく解釈しないこと

ハリねず

思い出が重要だから、今すぐ会社やめてこよう。やりたいことを今やるんだ!!

コアラ

思い出を美しく残すためにも、最高級のカメラとキャンプ道具を買いに出かけてくるよ。

Nむら

ちょっと待って!文章の一部だけを切り取って都合よく取り入れると、それこそ後悔しますよ。後先考えずに「今金を使え」と言っているわけではありません。

タイトルと内容がやや刺激的なので、誤解を生むこともありそうですが、、

個人的には以下の注意点をしっかりと読んでいただけると幸いです。

・老後いくらかかるか、残り資産と年間収入・支出のバランスをしっかりと試算する
 (株式投資などの収入源も若いうちから用意しておく)
理想の人生をしっかりと計画した上で、経験に投資をする
子育て費用等、自分以外のために必要な費用を差し引いた後、自分のためのお金を最終的にゼロに近づける

DIE WITH ZEROから学ぶ重要ポイント3選
・喜びの先送りをやめる
・経験には賞味期限がある
・人生で一番大切な仕事は思い出を作ること
・注意点もあるので、都合よく解釈しない

実践:タイムバケット

本書では、経験の賞味期限をしっかりと認識するためのツールも紹介しています。

その名もタイムバケット。やり方は簡単で、

①人生でやりたいことを書き出す
②それぞれを年代別のバケツに分類する

以上です。

シンプルな方法ではありますが、

Nむら

あれ、やりたいことは40代(今)に集中しているな。子どもとがっつり遊ぶのはあと数年しかない。60代以降は体力も落ちるだろうし、負担の大きい趣味は入れられない。。

というようなことを実感します。

いつかやればいいやと思ったものは、いつの間にか挑戦できる機会さえを失ってしまうようです。

タイムバケットを書いてみた

本を読んだ後、私も40代から70代まで5歳刻みで書いてみました。

バケットリスト40~44歳

40~44歳(今)はこんな感じです。

あと3年弱で長男が小学校卒業なので、ここぞとばかりにキャンプの優先度を上げています。

興味のあったトライアスロンは、なるべく若く体力のあるうちにと考えると、このバケツに入ってきます。

バケットリスト45~49歳

45~49歳はこんな感じです。

さすがにこの時期になると、家族キャンプは結構厳しいかと思うので、旅行や体験のグレードを上げて

子ども達

いいね、ここなら一緒に行きたい!!

と思うように誘導します(笑)

また、ソロキャン含めて趣味の時間も充実させていきたいと思います。

【タイムバケットを実践してみた感想】
・自分の人生を積極的にデザインすることが、やりたいことの実現に繋がる

・自分はキャンプや旅行に価値を感じているので、その時行ける×行きたい場所をあらかじめ選定したい

・子どもと一緒に遊べる期間は短いため、今のうちから楽しい思い出を作る工夫が重要

・子どもの成長に伴い、自分の人生を充実させるために、趣味やスポーツを再選択したい

ちなみに、タイムバケットについて楽しく学びたいという方には、こちらの映画もおすすめです。(自分は2回見ています笑)

日本語訳こそ「最高の人生の見つけ方」ですが、英語名は「The Bucket List」です。

Amazonプライムなら無料で見れますので、良ければ是非。

30日間無料体験可能です↓

実践:タイムバケットのまとめ
・タイムバケットを書くことで、やりたいことの時期を逃して後悔することが減る
・タイムバケットの書き方は以下の通り
 ①人生でやりたいことを書き出す
 ②それぞれを年代別のバケツに分類する

キャンプは今できる最高の思い出作り

キャンプ

タイムバケットを作ると、自分がやりたいことをいつまでにやるべきかが明確になります。

あらためてこのブログのテーマである家族キャンプこそ、今やるべきことだ!という結論に至りました(笑)

コアラ

結局そこ!?

Nむら

Die with zeroを読んだことで、さらに自信を持ってお勧めできるようになりました。

キャンプにまだ行ったことがない方向けに、キャンプのメリット簡単にまとめますので、ご参考まで。

通常の旅行よりコスパが良く、年に複数回行っても心が痛みにくい

我が家のキャンプ予算は年間40万に設定しており、2019年はなんと8回ほどキャンプに行きました。
*最近はコロナ禍のためにペースが落ちていますが。。

様々なテーマや宿泊スタイルから自由に選択できる

海、川、湖、アスレチック、森林、牧場というように、色々な場所から選べます。
また、宿泊スタイルも様々で、リッチにグランピング、コスパ重視のログキャビンなど、その時の予算や気分に合わせて組み合わせ自在です。

子どもも親も楽しめる

キャンプ場やその周辺施設は、子どもにとって最高の遊び場です。
アウトドアの非日常を楽しみつつも、料理や食育・自然体験も手軽に挑戦できるので、子育て家庭は多くの貴重な体験機会を得ることができます。

電車で行くキャンプのメリット・デメリット、宿泊スタイルについてもっと知りたい方は、是非こちらも見てください。

キャンプ体験を最大限活用するために

カメラ

我が家ではキャンプに行くたびに200~300枚程度の写真を撮ります。

そして、撮った写真を厳選し、印刷することを最近覚えました。

写真

部屋の壁に張り出すことで、

子どもはキャンプの楽しさを思い出し、また行きたなる

親も見るたびに幸せな気持ちになれる

ということでいい事だらけ。

写真とプリンタさえあれば簡単にできるので、興味あれば是非やってみてください。

また、FilmoraXという動画編集ソフトを利用して、2~3分くらいのハイライトムービーも作成しています。(体験版無料ダウンロード可)

写真と動画の選定含めて計3時間くらいかかったりしますが、ソフトの操作自体はとても簡単です。

特別な専門知識がなくても、プロっぽい動画が作成できるので、こちらもお勧めです。

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キャンプは今できる最高の思い出作りのまとめ
・キャンプはコスパも良く、子どもも親も楽しめる最高の体験
・キャンプの写真を張り出し、動画を作り、何度でも追体験しよう

まとめ

die with zeroは最近読んだ本の中で、一番にお勧めしたい本です。

是非皆さまも、今と未来のバランスが取れているか、die with zeroを読みながら考えてみてください。

そして、タイムバケットは作ってみると、新たな気づきも多くお勧めです。

この記事が、皆さまのやりたいことを実現する一助となれば嬉しいです!

・DIE WITH ZEROを読んでタイムバケットを作れば、後悔ない人生を自らデザインすることができる。
・人生で一番大切な仕事は思い出を作ること。今からでも体験に投資しよう。
・経験には賞味期限があることを知り、喜びの先送りをやめよう。今と未来のバランスをとることが何よりも大事。

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